第264回 学術的にクソだから 2025年4月26日

三重県
タイヤの王国

突然ですが、皆さんは同じことで何度もビックリしてしまうことはありますか?
ちなみに僕は昨年から一人暮らしを始めたのですが、トイレで座っているときにトイレの蓋は背中にゆっくり倒れかかってきて、
「この家には俺以外誰もいないぞ...。しかも狭いトイレの中で...。入るとき誰もいなかったぞ...。」とびっくりするの3回くらい繰り返しています。

Nakajin「たまにあるよね(笑)トイレがピピッっていって閉まってくるやつ(笑)」

DJ LOVE「うん。」

Fukase「入れるとき誰もいなかったぞ、って本当に思うかな(笑)」

Saori「そんなこと確認しないよね(笑)」

DJ LOVE「隠れる場所あるかなぁ?(笑)」

Nakajin「便器の後ろ?」

Saori「入るときにあいついたしな、って思うこと絶対ないよね(笑)」

DJ LOVE「あぁ、あいつか!ってならないよね(笑)」

Fukase「あんまりないですね(笑)びっくりしたんだろうね。同じこと何度もびっくりすること?」

Nakajin「そんなあるかなぁ?」

Fukase「すごい限定的な質問だね。」

Nakajin「うん(笑)『またびっくりした!』ってことでしょう?」

Fukase「『あぁ!またびっくりした!』ってこと。」

DJ LOVE「あれじゃない、スタジオにいる猿の置物じゃない?」

Nakajin「あぁ〜。たしかに。」

Saori「それはね。」

Fukase「全然怖くないし。チンパンジーだし、しかも。」

DJ LOVE「チンパンジー(笑)今、類人猿を全て猿と総称してしまって申し訳なかった(笑)」

Fukase「あぁ、もう全然。全然、学術的にクソだから。」

一同「(笑)」

DJ LOVE「チンパンジーくらいかなぁ。」

Saori「でもあのチンパンジーの前を通るときはあいつは置物、あいつは置物と思いながらいつも通る。」

Nakajin「あ、やってる?」

DJ LOVE「へぇ~。」

Saori「なんかしっかり思わないと。こいつがちょっと動いたらビビるな。ハハッ(笑)とか思ってると結構怖くなっちゃうんだよね。」

Fukase「なんで?まだそんなファンタジーな世界にいるの?」

一同「(笑)」

Saori「まだあるの(笑)」

Fukase「へぇ〜(笑)」

Saori「だから妄想が勝手に発動しないように、こいつは置物だからって毅然とした態度で前を通ることにしてるんだよね。」

Nakajin「そういう準備があるんだね。」

Saori「油断すると、ちょっと想像を膨らましせるとちょっと怖くなっちゃう(笑)」

Fukase「可愛いね。これでいい?これが正解?」

Saori「私、このスタジオでさ、2〜3ヶ月ぐらい寝泊まりしてたから。」

Fukase「寝泊まりしてましたね。」

Saori「そうそう。子供を育てる過程でここを使うってなって。ここでずっと寝てたから。あいつと共にあったわけよ。暗闇であいつと2人っきりだったから、ずっと。」

Fukase「まぁまぁ。」

Saori「妄想が膨らみ始めると眠りに影響すると思って。もう毅然とした態度ですよ。」

DJ LOVE「(笑)」

Fukase「いや、置物だしね。」

Nakajin「(笑)」

DJ LOVE「暗がりで見るとちょっと怖いかもしれないけど、よく顔を見ると愛嬌あるよね。」

Fukase「そうだよ。チンパンジーだよ?」

DJ LOVE「動き出したら楽しいやつだと思うんだよね。」

Fukase「うん。」

一同「…。」

Nakajin「えぇ〜(笑)」


Nakajin「SEKAI NO OWARI、Nakajinです。」

Fukase「Fukaseです。」

Saori「Saoriです。」

DJ LOVE「DJ LOVEです。」

Nakajin「『SEKAI NO OWARI “The House”』。今回は選曲企画です。まず、LOVEさんメッセージを紹介してください。」

京都府
なかしー

セカオワの皆さん、こんばんは。
4月から新しい環境になった人もたくさんいるかと思います。
私もその一人です。
慣れない生活でへとへとになりながら、帰るときに染みるような曲をセレクトしてください。

Nakajin「なるほど。ヘトヘトになりながら帰るときに染みるような曲。」

Fukase「はい。」

DJ LOVE「はい。」

Nakajin「だそうです。」

DJ LOVE「はい。僕、DJ LOVEが選ぶヘトヘトになりながら帰るときに染みる曲は宮本浩次で『Do you remember?』。」

1曲目

DJ LOVE「なんかヘトヘトのときこそうぉぉーー!っていうやつを聴きたくなっちゃうんですよ。」

Nakajin「まぁ、そういうときもある。あるよ。」

DJ LOVE「でね、この曲は横山健さんがギターを弾いててね。」

Nakajin「あ、そうなんだ!」

Fukase「なるほど。」

Nakajin「何かサウンドがぽいなというか。」

DJ LOVE「青春ど真ん中という感じ。」

Nakajin「宮本さんの個人の曲?」

DJ LOVE「個人、ソロの曲で。これが入っているアルバムの中でも、何かよっしゃ!という感じの1番感じる曲ですねもうヘトヘトのときこそ、ゆっくり寝るのもいいけど、1回帰り道ぐらいちょっとテンション上げて、明日も行くぜ!みたいな気持ちになってもらえると思って選びました。」

Nakajin「はい。」

Fukase「じゃあ次、俺がいきます。もう直球なんですけど、私、Fukaseが選ぶ。ヘトヘトになりながら帰るときに染みる曲はHARCOで『世界でいちばん頑張ってる君に』。」

2曲目

Fukase「CMの曲だったかな。」

Nakajin「車のCMだった気がする。」

Saori「うん。」

Fukase「車のCMだったね。」

Nakajin「随分前だけどね。」

Fukase「すごい久しぶりに聴いたけど。」

Saori「こんなオーケストラアレンジだったんだね。」

Fukase「オーケストラかな?」

Saori「ストリングスとか結構入ってて。」

Fukase「あぁ〜。」

Saori「CMのときはこんなんじゃなかったような。」

Nakajin「うん。」

Saori「ちょっと違うなって思って。こういうアレンジだったんだって今初めて知ったけど。」

Fukase「なんとなくだけど久しぶりに聴いて、なんか若干『ピエロ』が影響受けてるのかなと思う。」

Nakajin「『ピエロ』?あぁ〜。」

Fukase「なんとなく。」

Saori「あぁ〜。」

Nakajin「ちょっと背中を押すというのが。」

Saori「いい曲だよね、この曲。」

Fukase「CMソングとしてすごく好きな曲でした。次行きますか。」

Saori「じゃあ私、Saoriが選ぶ。ヘトヘトになりながら帰るときに染みる曲はちゃんみんなで『^_^』。」

3曲目

Saori「これはですね、もう妊娠中にずっとNo No Girlsのオーディションの番組を見てたわけ。ちょうどそのときにちゃんみなも妊娠を発表してて、おんなじ年の子供を妊娠してるんだと思って。ちゃんみな妊娠しながらこんなに頑張ってるんだと思って見てましてね。」

Nakajin「はい。」

Saori「で、そのNo No Girlsすごい面白いなと思って見て。この最終のオーディション、ファイナルのところで、NAOKOちゃんっていう女の子がこの曲を歌うわけですよ。」

再生するとNAOKOさんのところから見れるようになってます。

Nakajin「はい。」

Saori「もうこれがね、いたく刺さりまして。めっちゃかっこいいと思って。初めてステージに立ったの、NAOKOちゃんは。そんな大きなステージに立ったことなかったのに、もう圧巻だったのよ。」

Nakajin「うん。」

Saori「痺れて。ちゃんみなの曲にこんな曲あったんだって。私知らなかったから。めっちゃかっこいいと思って。この曲すぐ大好きになって。なんかNAOKOちゃんとちゃんみな、2人が頑張ってる姿をすごい思い出すから、この曲聴くと。」

DJ LOVE「うん。」

Saori「妊娠しながら、出産しながら頑張ってたちゃんみなと初めてステージに立ったNAOKOちゃんの姿を見て、感動を思い出すから、なんかときどきこれ良し!ってときに聴くんだよね。」

Nakajin「うん。」

Saori「今ね、HANAっていう名前になって。いやぁ〜、好きですよ。すごい聴いてて。めっちゃ応援してる。」

Nakajin「本人歌唱じゃないのを見て。」

Saori「そう。そこでちゃんみなに戻るって何か面白いなと思って。元々知らなかった曲をNAOKOちゃんが歌ったのを見て知ったから。それで帰ってくるんだなっていう。プロデューサーとしてもすごく面白いなと思って、こっからもちょっとチェックしようと思ってます。」

Fukase「うん。俺の推しはりょんりょん先生だから。」

一同「(笑)」

Nakajin「りょんりょん先生ね(笑)りょんりょん先生も結構活躍されててね(笑)」

※ りょんりょん先生:セカオワをはじめ、いろんなミュージシャンのボイトレの先生です。もちろん、ちゃんみなさんも生徒ですよ。

Nakajin「僕、Nakajinが選ぶヘトヘトになりながら帰るときに染みる曲は坂本龍一で『Parolibre』。」

4曲目

Nakajin「先日までやってた坂本龍一さんの展覧会。」

Saori「はいはい。」

Nakajin「木場でやってたやつ。」

Saori「行きましたよ。」

Fukase「私も行きました。」

Nakajin「そうですよね。行ってたんですよね。そこで坂本龍一さん、元々すごい僕はファンだったけど。改めて行って、すごく最近もすごく聴いているんだけど、展示の中の1番最後のところで、坂本龍一さんがホログラムで。」

Saori「あぁ〜。演奏されてるやつね。」

Nakajin「生演奏っちゃ生演奏。本人のあるコンサートの演奏情報をmidiっていう規格で記録してて、そのmidiを再現することができるんだよね。」

Saori「音がびょーんって飛んでいくやつね。」

Nakajin「そうそうそう。それを生のピアノでやってて。本人の映像が映し出されてるっていうところに1番何かぐっときたというか。色んな顔が坂本さんはあると思うんだけど、音楽家としての顔が僕はやっぱ1番好きだなと思って。改めていろいろな曲を最近ずっと聴いてるんだけど。そこで弾いていた曲だね、これ。」

Saori「この曲だったんだ。」

Nakajin「バージョン違うけど。これ『THREE』ってアルバムに入ってるバージョンの『Parolible』だけど。」

Saori「和音の積み方が美しいよね。坂本龍一さんは。」

Nakajin「美しいよね。展開というか進行っていうか。そっち行くんだみたいな。」

Saori「だから坂本さんの曲を弾こうとするとすごく覚えにくいの。簡単なのに簡単な和音、白玉で移動するのに、想像と違う方へ行くから、なかなか覚えられないんだよね。すごいそこなんだ、そっちなんだってのの連続で、すごいシンプルで、そんなにたくさん動いたりとか、積みがたくさんあったりじゃないのに。」

Nakajin「そうだね。」

Saori「もう四和音とか五和音とかだけの進行でこんなに何かこう深い響きになるんだ。」

Nakajin「すごい引き算されているんだけれども、複雑というか。」

Saori「引き算で1番最小の数で複雑さを出してる感じだよね。」

Nakajin「それでいてすごい美しいっていうか。改めてすごいなと思ったとき。そうですね、ヘトヘトになったとき聴いてるかもしれないっす。坂本坂本さんの色んな曲。ぜひ聴いてみてください。」


DJ LOVE「『SEKAI NO OWARI “The House”』ではみなさんからメッセージを募集しています。番組への感想、質問、僕らに選曲してほしい選曲テーマなどどんなことでも大丈夫です。アドレスは http://www.tfm.co.jp/house 。」

Nakajin「それでは、また来週土曜日の夜10時半にお会いしましょう。ここまでのお相手はSEKAI NO OWARI、Nakajinと、」

Fukase「Fukaseと、」

Saori「Saoriと、」

DJ LOVE「DJ LOVEでした。」

5曲目

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